
海そうの間をくぐったりして毎日を楽しんでいたのです。

お魚くんは漁師さんの網に捕まってしまいました。
「誰かここから出して、こんなところでお別れなんて、嫌だよ!」
お魚くんは必死にもがきましたが、
網の中から逃れることはできません。

そこへ、一匹のどら猫がふらりと現れました。
「おや、この魚、美味しそうだニャ。」
素早い動きでお魚くんをくわえ、その場を走り去りました。

お魚くんは気を失い、
気がついた時には自分が骨だけになっていました。
「僕の体が……どうしてこんなことに!」
お魚くんは悲しくて、ぽろぽろと涙をこぼしました。

「フォフォフォフォー!」
振り返ると、そこには栗犬様がいました。
「何を泣いているんだね?そんな顔では幸せはやってこないぞ。」
お魚くんは自分の身に起きたことを話しました。
栗犬様はうなずくと、さらに大きな声で笑いました
「フォッフォッフォッフォッー!」

立派なクリスマスツリーに生まれ変わったのです!

見事なツリーとなったお魚くん。
漁港の人々はその美しさに感動し、
港の中央に飾ることにしました。
漁港に集まった人々はツリーを見て笑顔になり、
幸せな空気に包まれました。
お魚くんは、もう泳ぐことはできませんでしたが、
人々に笑顔を届けることで、
新たな幸せを見つけることができました。