蓼科の山奥に潜むみかくにん生物です。やきものを作ったり、ペットのアドゥと散歩したりしてます。

月別: 2025年4月 (page 1 of 2)

雨上がり

“After the Rain”
A tulip draped in droplets,
Embracing a fleeting moment
of the passing season
with its whole being.
It blooms in the space
between strength and fragility.
A tulip wet from the rain—
a single drop falls,
and the insects slip with grace.

しずくをまとった チューリップ
過ぎゆく季節の ひとときを
全身で受け止め
強さと儚さの あわいに咲く
雨に濡れた チューリップ
ひとしずく落ちて
虫たちは華麗にスリップ

チューリップ猫のお皿

「チーリップ猫の歌」
この時期の日差しは
まぶしい、まぶしい、
まぶしくて目が開かないけど
チューリップの花は開いた
ここは私の秘密のビューティーサロン。
天然成分で毛づくろい。
花粉ファンデーションは今日も絶好調、お顔がツヤめくのよ。
春って、美しさが咲き誇る季節だにゃ〜🌷😺✨

くっつき寝

アドゥとエモンが、ぴったりくっついて気持ちよさそうに眠っていました。お互いの体温を感じながら、安心しきった顔で静かに目を閉じている姿は、とても微笑ましくて、見ているこちらまで心がほっこりします。普段は離れて寝ていますが、今日だけは、とっても仲良しのようです。そんな穏やかな寝姿の時は、優しい時間がゆっくりと流れていくのでした。

セイヨウジュウニヒトエ

お庭の片隅に、そっとセイヨウジュウニヒトエが咲き始めました。
朝露をまとい、ひっそりと、それでいて誇らしげに、
紫がかった青の花々が、幾重にも重なりながら空を仰いでいます。

その姿はまるで、静かな春の風に舞う、
平安の姫君がまとう十二単のよう。
一枚一枚に季節の光が宿り、
柔らかな陽だまりのなかで、時を忘れるように咲いています。

西洋の土からやってきたこの小さな花は、
強く、しなやかに、日陰にもそっと根を張り、
誰にも気づかれずとも、凛と美しさを湛えて。

花は語らずとも、季節を伝えてくれる。
今年もまた、セイヨウジュウニヒトエが咲いたことに、
ときめきを覚えます。

最後に一句、

ひっそりと 重ね咲く庭 エモンいる

おひるねミャクミャク

細胞と水がドッキングして誕生した、なんやようわからんけどインパクト抜群の生き物。その正体は…誰にもわからへん!そんなナゾだらけのキャラこそ、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」っちゅうんやて。

ある日、なんとな~く歩いとったら、ガシャポンのコーナーでミャクミャクを発見!「うわ!これ欲しい!めっちゃ欲しい!」って、心のミャクミャクセンサーがビビビッと反応してもうたんよ。けどな、財布開けたら…小銭ゼロやった。

しゃあないから、泣く泣く一万円札を両替機にインしたんよ。ほな、ジャラジャラジャラ~って、100円玉が20枚も転がり出てきてな!さらに、ブワッと千円札が8枚も。いやいや、どんだけチャレンジさせるつもりやねん。

大量の小銭を握りしめたら、なんや使命感まで芽生えてきて、気合入れて回したら、のどかにお昼寝してるミャクミャクが出てきよったわ〜。

日米仲良きことは美しきかな

代々木公園では、美しいハナミズキの花が開花していました。白や薄紅色の花びらが空に向かって優雅に咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませています。

このハナミズキには、日米友好の象徴ともいえる特別な由来があります。今からさかのぼること1912年、日本政府は当時のアメリカ・ワシントンD.C.に桜の木を贈りました。これは両国の友好関係を深めるための贈り物で、現在でもポトマック河畔に咲く桜として広く知られています。

その返礼として、100年後の2012年、アメリカ合衆国から日本へ約3000本ものハナミズキの木が寄贈されました。この寄贈もまた、両国の絆を祝う象徴的な贈り物でした。そのうちの最初の100本が、東京都立代々木公園に植えられ、今もなお、毎年春になると美しい花を咲かせて私たちの目を楽しませてくれます。

ハナミズキの花がそっと揺れる光景には、時を越えた友情の物語が込められています。

お庭のクリスマスローズ

今年は急に寒くなったり、暖かくなったりと気温の変化が激しく、全体的に天候も不順だったため、庭の植物たちも戸惑っているようでした。クリスマスローズは、例年よりもかなり遅れてようやく花を咲かせてくれました。普段なら2月の終わりごろには可憐な姿を見せてくれるのに、今年は3月半ばを過ぎてから、ようやく蕾がほころび始めたんです。それでも、ひっそりと咲くその姿はやはり美しく、冬の終わりをそっと告げてくれるようでした。気まぐれな天気にも負けずに咲いてくれたことに感謝です。

赤い風船

原宿・キャットストリート沿いに位置するカフェ「StandBy」の外壁が、鮮やかな赤いバルーンで覆われていました。​これは、スペイン・マヨルカ島発のシューズブランド「CAMPER(カンペール)」の創業50周年を記念した特別なインスタレーションなんだって。