蓼科の山奥に潜むみかくにん生物です。やきものを作ったり、ペットのアドゥと散歩したりしてます。

投稿者: holyshine (page 3 of 186)

毛布猫

赤い毛布にくるまった猫ちゃん。
アドゥもエモンも、前のめり。
ふたりの目はきらきら。

そう。
アドゥもエモンも興味津々だったのは猫ちゃんではなく、ツヤツヤ竹炭まんじゅうをお行儀よく待っていたのでした。

しろくまの親子

「ねえ、お母さん」
「みんなこの星をみてるのかな。」
「ええ、きっと見ているわ。空はずっとつながっているもの」
「もしもし、元気ですかって、星にお願いしたら聞こえる?」
「そうね。星の光に乗って、きっと届くわよ」

猫になりたい

ねこちゃんの上で
ねこちゃんがおひるねしていました。

下のねこちゃんは、
「ふわぁ…ちょっと重いけど…まあいいか」
と、しっぽをゆっくりゆらします。

上のねこちゃんは、
ぽかぽかの体温に包まれて
すぐにすやすや。

ふたりで眠ると
ひとりよりも、あたたかい。

そんな午後でした。

星鳥

夜になると、ときどき遠くのほうから
羽ばたく音が聞こえることがありました。

アドゥとエモンは不思議に思い、
そっと窓から空をのぞいてみると――

バサバサバサッ!

気がつけばふたりは、
大きな鳥の背中に乗っていました。

その翼には昼と夜の色が溶けあい、
くちばしには星が揺れています。

そう、それは、夜空に新しい光を届ける鳥。

「星鳥(ほしとり)」でした。

星を運ぶ鳥は星鳥。
お相撲さんは関取。
抗菌作用はティートリー。

世界はいろんな“トリ”があって、
ひとつの空でつながっています。
そして今夜もどこかで
生まれたばかりの星が光っているのでした✨

スカーレット

ある冬の晴れた日、アドゥとエモンは、おそろいの赤いマフラーをくるっと巻いて散歩へ出かけました。
マフラーの先がふわっと揺れると、道ゆく人たちは「あら、かわいい♡」と微笑みます。

公園では、サクッサクッと落ち葉の音を楽しんで、アドゥが小走りすると、エモンも嬉くなって一緒に走り出します。

気がつけば、体がぽかぽかしてきて、ふたりは顔を見合わせながら「冬なのに、あったかいね」と言い合いました。