蓼科の山奥に潜むみかくにん生物です。やきものを作ったり、ペットのアドゥと散歩したりしてます。

月: 2026年2月 (page 1 of 2)

涙の数だけ輝いた、氷上の祭典。

聖火が消え、オリンピックの祭典も幕を閉じました。オコジョたちもホッと胸をなでおろしているようです。
うれし涙、くやし涙、ありがとうの涙……。
あふれ出したたくさんの涙は、観戦した人々の心の中で結晶となり、永遠にキラキラと輝き続けることでしょう❄️

【ミラノ五輪】「4回転の神」の涙と復活。イリア・マリニンがエキシビションで見せた本当の輝き

ミラノ・コルティナ冬季五輪、フィギュアスケート男子シングル。 世界中が「4回転の神(Quad God)」の戴冠を疑わなかったその舞台で、私たちはスポーツの残酷さと、それ以上に美しい「人間の強さ」を目の当たりにしました。

1. 完璧なSPから、悪夢のフリーへ

ショートプログラム(SP)では108.16という圧倒的なスコアで首位に立ち、金メダルへ王手をかけたマリニン選手。しかし、2月13日のフリープログラム(FS)では、信じられない光景が広がりました。

冒頭の4回転アクセルが抜けてしまうミスから始まり、後半の転倒。追い打ちをかけるように、SNS上では過度な期待の裏返しとも言える厳しい批判が飛び交いました。結果は総合8位。演技後、キス・アンド・クライで頭を抱え、ぼう然とする彼の姿に、世界中のファンが息を呑みました。

2. 「見えない戦い」との告白

その後、マリニン選手は自身のSNSで、沈黙を破り胸の内を明かしました。

「世界最大の舞台で、最も強く見える人間も、内側では見えない戦いを繰り広げている」 「耐えがたいプレッシャーと、心を引き裂くようなネット上の誹謗中傷」

弱冠21歳の彼が背負っていたものの重さは、想像を絶するものだったのでしょう。多くのファンが心配し、彼が氷上に戻ってくることを祈りました。

3. エキシビションでの「完全復活」

そして迎えた2月21日(日本時間22日)、エキシビションのリンクに彼の姿がありました。 そこにいたのは、プレッシャーに押しつぶされた少年ではなく、心から滑ることを楽しむ一人のスケーターでした。

添付した画像のような、躍動感あふれるバックフリップ! 競技の枠を超え、トレードマークのフーディーを纏い、荒々しくも瑞々しい感性で氷を駆ける姿。批判や失意をすべて跳ね除けるようなその力強い滑りに、会場からは割れんばかりの拍手が送られました。

今回の五輪で、彼はメダル以上に大切な「折れない心」を見せてくれた気がします。 どん底から立ち上がり、エキシビションで最高の笑顔を見せてくれた彼なら、きっとこの経験を糧に、さらに進化した「神の領域」へと連れて行ってくれるはずです。

アリサ・リウ、氷上の「アンボザード・クイーン」が教えてくれた、メダルより大切なもの

2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪。フィギュアスケート女子シングルで、私たちの心を最も熱くさせたのは、間違いなくアリサ・リウ(Alysa Liu)選手でした。

かつての「天才少女」が、一度はスケートから離れ、そして自分自身の「好き」を取り戻して戻ってきたこの舞台。彼女が放った輝きは、スコアやメダルの色だけでは語れない、強烈な美しさに満ちていました。

「メダル?そんなものいらない」――ショート後の衝撃コメント

ショートプログラム(SP)を終えた直後、彼女が放った言葉に、世界中のファンが痺れました。

「メダル?そんなものいらない。私はただ、この瞬間を大切にしたいだけ」

勝負の世界に身を置きながら、「結果」という呪縛からこれほどまでに自由なアスリートがいたでしょうか? かつて16歳で一度引退を決意した彼女が、20歳になって再びこの場に立った理由。それは、誰かの期待に応えるためでも、首に掛ける金属の色を競うためでもなく、「ただ滑ることが好きだから」。その純粋な覚悟が、あの迷いのない演技に現れていました。

フリーで見せた「ショータイム」の真髄

そして迎えたフリープログラム。彼女が選んだ音楽、ドナ・サマーの「MacArthur Park」に乗せて始まった演技は、もはや競技の枠を飛び越えた「極上のエンターテインメント」でした。

会場全体を自分のリズムに巻き込み、観客一人ひとりと視線を合わせるかのようなダイナミックなパフォーマンス。

  • 観客を煽るような弾ける笑顔
  • ジャンプの成否さえもドラマの一部にしてしまう躍動感
  • リンク全体を「自分のパーティー会場」に変えてしまう圧倒的な表現力

終わってみれば、会場はスタンディングオベーション。それは「完璧な技術」への賞賛以上に、彼女が放つ「生きる喜び」への共鳴だったように感じます。

私たちがアリサ・リウに惹かれる理由

彼女の異名は**「Unbothered Queen(動じない女王)」**。 周囲の喧騒や重圧に惑わされず、自分自身のハッピーを最優先するその姿は、現代を生きる私たちに「自分らしくあることの強さ」を教えてくれた気がします。

「勝ち負けよりも、自分がこの場所でどう輝くか」を体現したアリサ・リウ。 彼女がミラノの氷上に刻んだのは、スコアボードに残る数字ではなく、観る者すべての心に深く刻まれた**「忘れられない感動のショータイム」**でした。

ありがとう、アリサ。あなたは本当にかっこいい、真のチャンピオンです!

カーリングストーン

陶器でミニチュアのカーリングストーンを作りました🥌✨
おはじきみたいに滑らせて遊べるよ!

ふと思いついてストーンで魔法陣を作ってみたら……
なんと、ミラノ・コルティナ五輪公式マスコットの「ティナ」を召喚しちゃいました😆🧙🌈

このパワーが届いて、苦戦が続くフォルティウスの皆さんが元気になりますように!🥌💛

氷上の奇跡に涙して。りくりゅうペアが教えてくれた「信じる力」

ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペア。 三浦璃来選手と木原龍一選手、通称「りくりゅう」ペアが掴み取った金メダル。 そのフリーの演技を観終えた時、気がつけば頬を涙が伝っていました。

それは単なるスポーツの感動を超えて、自分の心の奥底にある淀みさえも、一気に洗い流してくれるような……そんな浄化の瞬間でした。

### 幾多の壁を越えて辿り着いた、黄金の輝き

今回の金メダルまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。 前回の五輪以降、怪我による長期のブランクや、思うように練習ができない日々。 それでも二人が手を取り合い、一歩ずつ進み続けてきたことを知っているからこそ、あの完璧な演技には言葉以上の重みがありました。

  • 不屈の精神: どんな逆境でも前を向き続けた二人の姿勢。
  • 阿吽の呼吸: コンマ数秒の狂いも許されない世界で、お互いを信じ切る強さ。
  • 至宝の笑顔: 演技が終わった瞬間に弾けた、あの無垢な喜び。

### 「絆」という名の美しい旋律

フリーのプログラムが終わり、二人が氷の上で抱き合った時。 そこにあったのは、技術の高さだけでなく、積み重ねてきた圧倒的な「絆」と「信頼」でした。

他者を信じること、そして自分たちの可能性を疑わないこと。 その純粋なエネルギーに触れた時、私の心に溜まっていた小さな悩みや、ネガティブな感情が嘘のように消えていきました。 「人間って、こんなにも美しく、そして強くなれるんだ」 そう思えただけで、世界が明るく見えた気がします。

個人的 ジャイアンツ最強打線(DHあり)

打順守備選手名年度打率本塁打打点OPS備考
1高橋由伸1999.3153498.966走攻守揃った天才。24歳で34本
2坂本勇人2019.3124094.971遊撃手として史上2人目の40発
3松井秀喜2002.334501071.153日本最後にして最高の「50発」
4DHラミレス2010.30449129.951本塁打・打点の二冠王
5小笠原道大2003.340311001.050驚異的な勝負強さとフルスイング
6岡本和真2023.2784193.958右の大砲として絶対的な安定感
7阿部慎之助2012.34027104.994捕手として史上最高の打撃成績
8谷佳知2003.3502192.958歴代最高峰の安打製造機(52二塁打)
9篠塚和典1984.3341246.889芸術的なバットコントロール

今思うと高橋由伸さんが、ケガに泣かされたのがつくづくもったいなかったですね😢

渋谷パルコで再会する、あの「苦味」——『100万円と苦虫女』リバイバル上映に寄せて※ネタバレあり

2008年の公開から18年。今なお、私たちの胸の奥にチリッとした痛みを残し続ける名作『100万円と苦虫女』が、渋谷パルコのホワイト シネクイントでリバイバル上映されています。

久々にスクリーンで対峙した鈴子(蒼井優)の旅路は、想像以上に「苦い」ものでした。

序盤から中盤にかけての、逃げ場のない「苦しさ」

物語の序盤から中盤、鈴子が置かれる状況は、観ているこちらが息苦しくなるほど理不尽で、じりじりと痛い。 「100万円貯まったら、別の場所に引っ越す」というルールは、一見自由なロードムービーのようですが、その実体は**「人間関係の摩擦」から逃げ続けるための切実な防衛策**です。

どこへ行っても付きまとう、他者の無遠慮な善意や、逃れられないしがらみ。不器用な彼女がそれらに翻弄される姿は、かつて観た時よりも今の自分に深く刺さりました。

森山未來という「希望」と、その裏切り

中盤、地方都市のホームセンターで出会う中島(森山未來)。 彼の登場に、多くの人が「ようやく鈴子に救いが訪れる」と安堵したはずです。私もその一人でした。しかし、この作品の残酷で誠実なところは、その救い手である彼さえもが、救いようがないほど不器用だったという点です。

「お金を借りることで、彼女をここに留めようとした」という彼の歪で幼い愛情表現。 不器用な者同士が惹かれ合いながらも、言葉の足りなさとすれ違いで決定的な亀裂を生んでしまう展開は、あまりにも切なく、やるせない。救いを見たと思った瞬間に突き落とされる、あの感覚こそがこの映画の本質なのかもしれません。

語らない、描かない。だからこそ最高のラスト

そして、やはり特筆すべきはあのラストシーンです。 多くを語らず、結末まで描き切らないあの終わり方こそが、この映画を**「最高」**と言わしめる理由でしょう。

  • 再会させないという選択: 観客が最も望む「劇的な再会」をあえて捨てたこと。
  • 鈴子の背中: 中島に会えなかったからこそ、彼女は「誰かの存在」に依存することなく、また自らの足で歩き出す強さを取り戻します。

階段を駆け上がる中島と、それとは対照的に、晴れやかな顔でホームの先へ踏み出す鈴子。二人が交差しないまま終わることで、鈴子の旅は「逃避」から「自立」へと昇華されたように感じました。


観終えて感じること

「どこに行っても、自分は自分。逃げても解決しないけれど、それでも移動し続けることでしか保てない尊厳がある」

数年経って、改めてこの映画を観る意味は、そんな**「苦虫を噛み潰したような経験」さえも、自分の人生の糧として引き受けていく勇気**を再確認することにあるのかもしれません。

渋谷の街を歩く人混みの中で、ふと鈴子の引く重いスーツケースの音を思い出し、少しだけ背筋が伸びる。そんな読後感を与えてくれる、素晴らしい上映でした。

しろいおうまさんたち

あるところに、とっても なかよしな しろいおうまさんたちが いました。

「くんくん、なんだか いい におい!」

見あげると、たかーい たなの うえに、オレンジ色の おいしそうな にんじんが あります。
「たべたいなあ。でも、たかくて とどかないや」

そこで、おうまさんたちは 「いいこと おもいついた!」 と おはなししました。

まず、ちからもちの おうまさんが、たなの下で 「どっこいしょ」 と かがみます。

つぎに、かるい おうまさんが、せなかに 「ぴょん!」 と のりました。

さいごの おうまさんが くびを のばして…… 「パクッ!」

やったー! にんじんを とることが できました。

「いっしょに たべよう」

みんなで 仲良く わけっこして 食べました。 「ポリポリ、ポリポリ!」 みんなで ちからを あわせた にんじんは、いつもの 100倍 あまくて おいしかったそうです。

【ジャンプ混合団体】「沙羅のために」4年越しの雪辱。涙と笑顔で掴んだ、魂の銅メダル

皆さん、こんにちは。

先日行われたスキージャンプ混合団体、ご覧になりましたか? 日本チームが銅メダルを獲得したあの瞬間、テレビの前で涙が止まらなかったという方も多いのではないでしょうか。

これは単なる「銅メダル」ではありません。4年前のあの「悪夢」を乗り越え、チーム全員が心を一つにして掴み取った、金メダル以上に輝く物語のあるメダルでした。

今回は、高梨沙羅選手とその仲間たちが織りなした、感動の舞台裏に迫ります。

消えない「北京の悪夢」と、高梨沙羅の葛藤

時計の針を4年前に戻します。北京五輪、ジャンプ混合団体。 日本中が期待を寄せる中、エース高梨沙羅選手を襲ったまさかのスーツ規定違反による失格。

あの時、責任を感じて泣き崩れる彼女の姿は、今も私たちの脳裏に焼き付いています。そして、誰よりも深く傷つき、その十字架を背負い続けてきたのが、高梨選手本人でした。

「あの日以来、団体戦が怖かった」

今回の大会、開幕後にメンバー入りを打診された際、彼女は一度回答を保留したそうです。「本当に私でいいんですか?」。その言葉には、4年間抱え続けてきた恐怖と自信の喪失が痛いほど滲んでいました。

実際、五輪直前のワールドカップでも失敗があり、泣きながら仲間に頭を下げていたといいます。世界のトップを走り続けてきた彼女が、どれほどの重圧と戦ってきたのか、想像を絶するものがあります。

救ったのは仲間の言葉。「沙羅のために」チームが一丸に

そんな傷だらけのエースを支えたのは、共に戦う仲間たちでした。

レース直前、緊張で強張る高梨選手に、男子のエース・小林陵侑選手が声をかけます。 「楽しもうよ」

続いて、若き力の二階堂蓮選手が力強く背中を押しました。 「沙羅さんは楽しく飛んでください。僕がその分やってやりますから」

この言葉が、どれほど彼女の心の重荷を軽くしたことでしょうか。「自分一人が背負わなくていい」「仲間が支えてくれる」。その信頼が、彼女に再び戦う勇気を与えました。

そしてレースが始まり、先陣を切った丸山希選手の堂々たる姿を見て、高梨選手の覚悟が決まります。

「もうやるしかない。積み上げてきたものをここで出せないなら、私の競技人生は終わりだな」

4年越しに打たれた「ピリオド」。そして最高の笑顔

仲間の思いに応えるように、高梨選手は96メートル50、97メートルと素晴らしいジャンプを2本揃えました。そして、チーム全員で繋いだバトンは、見事に銅メダルという形になりました。

歓喜の輪が解けた後、会場にはもう一つの感動的なシーンがありました。 4年前、北京で共に涙を流した当時のメンバー、伊藤有希選手らと抱き合った瞬間、高梨選手がずっと我慢していた涙が溢れ出したのです。

「失意の中でも競技を続けてこられたのは、北京後も変わらず一緒に飛んでくれる仲間がいたから」

レース後、彼女はそう語りました。「4人だけで取ったメダルではない。皆のおかげで幸せな日にできて、自分の中でピリオドを打てた」と。

周囲の期待、そして何より自分自身で自分を追い詰め続けてきたオリンピックという舞台。 その呪縛から解き放たれた時、そこには私たちが待ち望んでいた、高梨沙羅選手の「最高の笑顔」がありました。

「沙羅のために」――。 その合言葉のもとに結集したチームジャパンの絆が、4年越しの雪辱を果たしたのです。記録にも、そして何より記憶に残る、素晴らしいジャンプをありがとう!