
舞台は1991年、内戦で崩壊していくソマリア。実話をもとにした、韓国と北朝鮮の大使館員たちの脱出劇です。
そして、悲しいことに、現在でもソマリアの内戦は主にソマリア連邦政府と、イスラム過激派組織アル・シャバブとの間で行われているそうです。
大量の武器が流入し、大人から子供まで、武器をもったことにより、武器による解決しかできなくなるという負のスパイラルに陥っているようです。
中盤の脱出シーンで、大使館員たちが車にびっしりと「本」や「砂袋」を貼り付けて装甲車代わりにするシーンがあります。弾丸を浴びる本の姿は皮肉にも見えました。
武器よりも教育が普及していれば、内戦は起きなかったと思います。映画の中で、敵同士だったはずの韓国と北朝鮮の人たちが、最後に手を取り合いました。
今の世界も、なんだか不穏な空気が流れていますよね。武器を競い合う前に、私たちがやるべきことはもっと別にあるはずだと信じたいです。