森のはずれに、やさしいクマさんが住んでいました。
ふわふわの茶色い毛に、まんまるなおなか。いつもにこにこしています。
ある日、クマさんはお家のまわりに咲いているお花をいっぱい抱えていました。
すると、リスさんがやってきました。
「クマさん、そんなにたくさんのお花、どうするの?」とリスさんがたずねると、
クマさんはにっこり笑って言いました。
「今日はね、森のなかまたちに“ありがとう”を伝える日なんだ。」

そんなお皿…です。